令和5年度 ネットワークスペシャリスト試験振り返り(午前)
低レイヤーの知識が知りたいと思い、学び始めたネットワーク。なにか目標があると学びが捗るかなと思い、目をつけたのが「ネットワークスペシャリスト試験」(以降ネスペ)でした。
ネスペを受けたの今回が初めてなのですが、おそらく落ちました。午前1,2は言うまでもなく8割ぐらいはありましたが、午後1が5割前後、午後2が6割前後ではないかと思っています。
万が一にも試験に受かっていたとしても、反対に落ちていたとしても自分の血肉とするために試験問題を振り返ります。
午前1
初見の新規で出題されたものも多かったのかな、という印象でした。そうはいっても基本的な項目を押さえておけば、解けるものが多く、6割はとれる問題構成だったと思います。
間違えた問題
問8 コンピュータグラフィックスの問題
コンピュータグラフィックスは過去問でも正答率が良くなく、それぞれの意味がなかなか覚えられませんでした。
問11 モバイル通信を維持したまま基地局を切り替える名称
ハンドオーバーとローミングで迷ってしまった。ローミングがサービス提供していないところで、別キャリアによって提供することが理解できていれば、正解できた問題。
問18 プロジェクト憲章
これも選択肢イとエの二択で間違えた。「プロジェクト憲章」の目的が、プロジェクトの承認を得るためのものなので、エが正解。
問20 サービスマネジメントシステム要求事項について
ウの必要に応じてを選択してしまったが、一番だめな監視の仕方だなと思う。誰がその必要を決めるのか、何をもって必要になるのかが明白でないので、監視するのであれば、間隔を定めて実施するのが良い。
問30 労働派遣法における派遣元事業主が講じるべき措置について
これもウとエの二択で間違えた。今よく読むと、労働者の教育機会の確保や福祉の増進は、派遣元が講じるべきもので、エが確定だよなとなる。
午前2
基本的な問題が多く、ネットワークに特化した内容だから当然かもしれないが、午前1よりも簡単に感じた。
間違えた問題
問10 複数VLANを1つにまとめた単位でスパニングツリーを実現するプロトコル
MSTPなんて初めて知った。名前を知っているRSTPを選んでしまった。MSTPのMがMultipleかも?と思えれば選べたかもしれないが、これは仕方ない気もする。
問24 SysMLとはなにか
SysML(Systems Modeling Language)、UMLがUnified Modeling Languageであることを理解できていれば、簡単だったはず。Meta-Languageのことかと勘違いし続けていたので、わからなかった。
午後1, 午後2
午後については、正答が出てからしっかりと復習したい。ちなみに午後1は、問1,2を午後2は、問2を選択した。
おわりに
午前1,2と午後2がしっかり解けた手応えがあった分、午後2があまり解けなかったのが残念でした。HTTP/2の問題については、後々読み返すと解けた部分のあったので、もう少し落ち着いて解けたら。。。とは思ってしまいますが、準備不足ですね。
来年受けることにするかはわかりませんが、ネットワークのことについてこれまで以上に理解できたので、役立てていこうと思います。
まずは、自分のドメインのSPFの設定やDNSSECの設定を試してみます。